Misaki’s Game Music Box vol.51 電脳戦機バーチャロン フォース

電脳戦機バーチャロン フォース オフィシャルサウンドデータ ver7.5
マーベラスエンターテイメント 2001年12月21日発売(廃盤)

CYBER TROOPERS VIRTUAL-ON “FORCE” OFFICIAL SOUND DATA marsinal
ヒットメーカー 2002年4月20日発売(廃盤)
再販版:ウェーブマスター 2005年8月20日発売(廃盤)

ver7.5のサントラは、7.5の曲しか入っていない、言うならば「不完全版」です。会社の事情とかあったのでしょうけれど、何故最初から完全版を出してくれなかったのか…
さて、小山健太郎氏作曲のチャロンシリーズサウンドは、「起承転結」だと書いてきました。
3作目の本作は「転」。「転」の意味は、とあるサイトにこう書かれていました。

『「転」は、「起」「承」で話したことが、「転じる」部分です。メインとして話したいできごとや展開を伝えます。』

「起」のOMG、「承」のオラタンで磨かれてきたサウンドが、さらに新曲もアレンジもそろえて帰ってきた!ギター、ベース、オケヒット、シンセがかみ合った、バーチャロンサウンドの集大成で、特にギターのかっこよさが光っています。

high on hope ‘01、soldier blue ‘01、In the blue sky ‘01、S.L.C. ‘01、the wind is blowing ‘01、随所で過去作のアレンジが聴けるのが嬉しいですね、どの曲もギターがパワーアップしています!In the blue sky ‘01は、OMG版をアレンジした97年サントラ収録アレンジのrearrangeになっていますね(ややこしい。)。最後のシンセ+オケヒットとか。

筆者の推し曲は、なんといっても、最初のtidal blueです!!さわやか!!仕事が大変なとき、爆音でこの曲を流して元気をもらっていました。前半のオケヒットで元気出ます!!フォースには多い曲展開なんですが、後奏のギターがとても気持ちいいです。
マイザーのテーマ、conquista ciela。マイザーらしく、夕焼けをイメージした、力強くも切ない曲です。光吉氏の歌を聴いた後だと(サントラには収録されていませんが)もう「こうてつ~の~せ~ん~し~」にしか聴こえません(笑)
kirisute go-men! は、チャロンには珍しく和風の曲。景清のテーマです。随所に入る和太鼓が心地よく鳴っています。
air timeも、聴けば「vox系統だな」とわかる明るさ。こちらも後半のギターが気持ちよく鳴っています!
I need to some armour for my fleshから、autosuggestionが入って、そこからアファームド系列の曲が3曲連続で来るのが滅茶苦茶熱いです!!3曲とも全部好き!!どれも捨てがたいんですが、推しは515 hoursですね。ギターかっこよすぎか…こちらと、ライデンのCry for your lost rainbow(この曲も推し)は、小山氏作曲の「GUNBLADE NY」からのアレンジです!Cry~もギターがかっこいい曲ですね。
密かに好きなのが、grand fabrication。メロディがしっかりしているところが好きです。(最初はガラヤカの曲かと勘違いしてました…バルですね)
そして、担当編集Rheud氏の推し曲、black minaloushe。これもギターでひたすら押す、熱い曲です。

「転」にして、「飛躍」。シリーズの曲のいいところをぎゅっと詰めているのがフォースだと思います。古さを感じさせない、今でも生き続けている曲たちだと思います。

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