ファイナルファンタジーI・II 全曲集
ポリスター 1988年12月21日発売(廃盤)→再販版1994年3月25日発売(廃盤)
FINAL FANTASY (Original Soundtrack) (FC版)
https://music.apple.com/jp/album/final-fantasy-original-soundtrack/61049814
https://mora.jp/package/43000021/SEMO-00001/
ファイナルファンタジーII オリジナル・サウンドトラック(FC版)
https://music.apple.com/jp/album/final-fantasy-ii-original-soundtrack/61050660
https://mora.jp/package/43000021/SEMO-00002/
ファイナルファンタジーI・II オリジナルサウンドトラック(PS版)
スクウェア・エニックス 2002年10月23日発売→再販版2004年9月23日発売
https://www.amazon.co.jp/dp/B0002T239A/ref=cm_sw_r_tw_dp_E373RYQN9QP5KRHFQWY1
【PS版】FINAL FANTASY I Original Soundtrack
https://music.apple.com/jp/album/final-fantasy-i-ps-version-original-soundtrack/362976679
【PS版】FINAL FANTASY II Original Soundtrack
https://music.apple.com/jp/album/final-fantasy-ii-ps-version-original-soundtrack/362978612
改めて向き合うと言葉にするのがものすごく難しいシリーズ第二弾。
久しぶりに聴いてみて、全体を通して「切なさ」のある曲たちだなあと…その切なさはいったいどこからくるのか追究してみたんですが、「旅」することで生まれる、「未知への不安」が曲にあるなあと。そして、作品の、そして曲たちのなかに、その不安を切り拓いて生まれる「希望」があると感じました。
今回、廃盤になっているポリスター盤を挙げたのには理由があります。こちらに収録されているアレンジ「WELCOME TO F.F. WORLD」「FAREWELL! F.F.WORLD」が本当にいいアレンジだからです。特に後者の、マトーヤがイントロになり、そこからドラムとギターが入り、カオスの神殿が流れるという展開がしぬほど大好きです。どちらも打ち込み、原曲重視のアレンジです。
【FF1】
橋を渡るとオープニングが流れるという演出がとてもいいですよね。音楽と場面が嚙み合った名演出です。
優しく柔らかなコーネリア城のテーマ。PS版は後半にパーカッションが入ります。
メイン・テーマは、先に触れたように、「未知を切り拓く」冒険の曲だと思います。
カオスの神殿、FC版もいいんですが、PS版のメロディの美しさに涙が出ます…冒頭のピアノが本当にきれいです。FF1と2ではこの曲が一番大好きです。
マトーヤの洞窟も色あせない名曲ですね。聴くと懐かしいような気持ちになる曲です。
戦闘シーンは、FC版はどこか不気味なイメージ(特にイントロ)。PS版は音が良くなり、曲も派手になっています!
DQとFFが違うなあと思ったのが、エンディングです。FFのエンディング曲は、旅を終えた若者たちを振り返る、物語の終わりの曲だなあと感じました。
【FF2】
いきなり戦闘シーンの曲で始まるという衝撃的演出。そのせいもあって曲も忘れられません。
メインテーマは、やはり「旅の未知」を感じさせる、切ない曲です。vocal collections “PRAY”のアレンジがとてもいいのです。(こちらのvocal collectionsもいつかブログで取り上げます。)
魔導士の塔、FC版もPS版も不思議さを感じる曲です。PS版のハープシコードがいいですね。
戦闘シーン2はFF初のボス曲!3音しか出てないのに熱い!!
フィナーレは、やはり物語の終わりの曲です。優しい曲に包まれて、旅は終わります。こちらもvocal collections 2 “Love will grow”のアレンジが非常にいいので、いつか取り上げますね。
比較されることが多いDQとFFですが、どちらがいいとか悪いとかではありません。むしろ、どちらもいい。FFにはFFの曲の良さがあって、それはFF1やFF2であっても、今でも生き続けているのだと、改めて感じました。
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