Misaki’s Game Music Box vol.75 ツインビーヤッホー!

ツインビー・ヤッホー!~オリジナル・ゲーム・サントラ~
キングレコード 1995年6月7日発売(廃盤)

色々書きたい要素はあるんですが…「音符がちりばめられたメロディが、とてもかわいらしい」「気持ちよく空を飛べる」曲、そんなイメージです。当時は格闘ゲーム全盛で、そんな中、ゲーセンで鳴っていたこの曲たちは、とても「歌うように」流れていました。OPの歌もよく店で(デモ音声onで)流れており、当時、ドット絵で、アニメのようなOP、そしてSTGをやっている途中に、やはりアニメのようにvoiceと演出が入るというのが、強く記憶に残っています。

各stageの曲のthemeが明確なのも印象的です。1面は「森林」、2面は「空中散歩」、3面は「海」、4面は「不思議の国」、そして5面は「おもちゃ箱」、6面は「追撃」という感じでしょうか。(というのを考えていて、この作品のサブタイトルが「ふしぎの国で大あばれ」だったことを思い出しました。)あと、当時playしていて、「曲に合わせてSTGのパターンを作る」のが、どの面もとても楽しい曲たちだったなあと思います。(余談。筆者は「ため撃ち、分身、たまにミカエル」の、出たツイスタイルでやっていました。後半詰んでクリアできていません…)
1面はツインビーらしい曲ですね。前作「出たツイ」の流れをくむ、そして1面らしい力強さも持っている曲です。曲がちょうど1ループ終わるところで、中ボスのエースが出てくる演出がニクイ。
個人的に忘れられないのが2面です。「Sky Swimming」、本当に「空を泳いでいる」ような、気持ちのいいメロディ。パステル色の背景にもとても合っていました。本当に個人的な想いなんですが、イントロのベル~Aメロだけで、当時も今も、涙がにじんでくる曲です。
3面もツインビーらしい曲ですね。さわやかで「海」「夏」に似合いそうな1曲です。口笛を吹いているような、キーの高いメロディが気持ちいいです。筆者が好きなのはこの3曲でした。

先日、久しぶりにPS版を起動したんですが、当たり前かもしれないのですが「当時から曲が変わってない」「曲を受け取る側の自分の気持ちも変わってない」、そして、「最近こういう曲聴いてないな~」ということに気づきました。27年前の作品。曲や、色鮮やかに見た画面は、treasure boxの中に生き続けるのだなあと思います。

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