Misaki’s Game Music Box vol.76 出たな!!ツインビー

出たな!!ツインビー/コナミ矩形波倶楽部
キングレコード 1991年6月5日発売(廃盤)

初代ツインビーも「気持ちよく飛べる、伸びやかなメロディ」だったのですが、今作はそれが大きくパワーアップしたように思います。メロディの良さはもちろん、ノリの良さも磨きがかかり、あと、当時の店で鳴っていた中では、抜群に音が(音源が)良かったことが非常に印象に残っています。そして、当時STG初心者だった自分ですが、曲が良かったことで、一生懸命playし、なんとか1周できたのが思い出です。あと、細かいんですが、編隊撃破ボーナスの音がとても耳に残っています。(なのに曲を邪魔していない。SEとして理想だと思います。)

アレンジ4曲入り。当時のコナミらしく、どれもフュージョン風味です。特に、6面アレンジ曲は、メロディがギターになっているなあとサントラ本体をcheckしたら、古川もとあき氏がアレンジされていたので納得です。
オリジナルはどの曲も背景に合っていて好きなんですが…人気が高いのは1面、6面でしょうか。前者は始まりの1面に合っていて元気よくファンタジーっぽくもあり、そして後者は神秘的で心に訴えかけるような泣ける系メロディです。
個人的に好きなのは2面。青い空に似合っている元気のいい、前に進んでいくようなメロディかつ、ノリが良く、気持ちよくplayできました。曲に合わせて溜め撃ちやボムを放っていくのがとても楽しい曲です。
そして最終面は、緑の霧の中から始まり、高速編隊を処理しながら、「泣けるでも楽しいでもあり、こういう盛り上がりの最終面を聴かせてくれるのか」と、今でも驚いています。「ツインビーの盛り上げ方は、こうだ!」と、答えを聴かせてくれたような1曲です。

この作品の曲って、曲に合わせながら分身を振り回し、攻撃を放つというのがとても楽しいのです。1991年の作品ですが、本当に「ゲーム音楽」していて、古さを感じさせません。今のお若い皆さんにも聴いて頂きたい曲たちだし、これからも聴き継がれていってほしい作品です。

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