ファイナルファンタジーIV オリジナル・サウンドヴァージョン
NTT出版 1994年11月26日発売(廃盤)→再販版2004年10月1日発売
【SFC版】
https://music.apple.com/jp/album/final-fantasy-iv-original-soundtrack/61052896
https://mora.jp/package/43000021/SEMO-00004/
【DS版】
https://music.apple.com/jp/album/final-fantasy-iv-ds-version-original-soundtrack/365460760
https://mora.jp/package/43000021/SQEX-10105/
ファイナルファンタジーIV オリジナル・サウンドトラック リマスターヴァージョン
スクウェア・エニックス 2013年7月3日発売
ファイナルファンタジーIV ケルティック・ムーン
NTT出版 1994年11月26日発売(廃盤)→再販版2004年10月1日発売
リマスター出てたのを知りませんでした…筆者が所持しているのは最初期版の1994年のものなので、1ループしか入っていないのを非常に残念に思っていたので…リマスター版は2枚組で2ループ入っているようです。
筆者はドラクエ派の子供でした。そもそもゲームの世界、ゲーム音楽の世界に足を踏み入れたのが、ドラクエ2がきっかけだったからです。ドラクエ2からドラクエ4まで、ドラクエ(と、ロックマン2と3)の事ばかり考えて生きていました。
そこでSFCが発売されます。そして発売されたのが本作です。ゲーム情報のテレビ番組で、本作品の画面と音楽に触れた衝撃は忘れられません。あまりに細かいドット、色鮮やかな画面。そして筆者の心をわしづかみにしたのが、音楽の迫力です。明らかにFCとは違う音、そして、今まで聴いたことのない曲がそこには存在しました。ドラクエ派だった子供が、「ドラクエでない作品にも、こんなにすごい曲がある」と知った瞬間でした。
その時、テレビ番組で聴いた「バトル1」の衝撃が忘れられず今に至ります。なんだこの曲…かっこよすぎじゃないか…今でも本当に好きで、シアトリズムファイナルファンタジーが出るたびに最初にやるのはこの曲です。(switch版楽しみ~。)厚みのあるベースとパーカッションが大好き。メロディもイントロからアウトロまですべてが好き…隙のない曲…って書いてたら3DS版がまたやりたくなってきた…
もう「バトル1」以外にもすべてが好きなんですが、バトル曲はどれも好きですね。「バトル1」の緊迫感を高めてアレンジした「バトル2」。(筆者はこの曲を聴くと、あるキャラの両親の正体がわかるシーンを思って涙が出る。)「ゴルベーザ四天王とのバトル」は、最近ある動画を視聴するまで変拍子ということに気づかず、耳から鱗でした。「最後の闘い」のサビでのノリノリのベースも大好きです。
「愛のテーマ」「少女リディア」「トロイア国」など、優しい曲が多い中、筆者の印象に残っているのは、「ファイナルファンタジーIV メインテーマ」と「ミシディア国」です。前者は、厚みのあるパーカッション、物語が始まった時には想像さえしなかった「大地と月」の存在を思わせるメロディ。後者は…「ファイナルファンタジー」というシリーズは、綺麗事だけではない様々な人間の感情を扱っていますが、その中でも、この曲では、「ミシディアの国の人々の、主人公に対する憎しみ、冷ややかな感情、魔道の国」といった内容が表現されているからです。ドット絵で描かれた街の魔導士たちはとても可愛らしいのに、「主人公に攻め込まれた、こんな奴を許してたまるか」という冷たい感情。マリンバの音はかわいいのに、どこか皮肉っぽいメロディがとても好きです。
筆者はDS版リメイク、PSP版の続編をやっていないので、やりたいと思うと同時に、やはりあのSFC版と出会った瞬間の衝撃は、一生かかっても忘れることはできないと思っています。「ドラクエとFF、どちらか選びなさい」と言われたら、強欲な筆者はどちらかを選びきれず、「DQ2とFF4」と答えたい、これからもそうありたいです。
追記:「ケルティック・ムーン」は、タイトル通りケルト風のアレンジです。原曲を壊さない、弦楽器中心の優しいアレンジ。(選曲も優しい曲が多いと思います)
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