Misaki’s Game Music Box vol.85 グラディウスIV

グラディウス4~復活 オリジナル・ゲーム・サントラ
キングレコード 1999年3月5日発売(廃盤)

初代→「伝説の始まり」「美しいメロディライン」、II→「ロック、フュージョン」、III→「フュージョン、神秘的」、
そしてIVはというと「1周回って、さわやか!」だと思っています。
早々たるナンバリングタイトルだけに、作曲者様はものすごいプレッシャーだったと推測しますが、「グラディウスらしい、でも自分の曲を作ろう」という想いが表現されていると思います。筆者はIVの曲好きです。ちょうどゲームから離れていた時期なので、作品はやったことがありませんが。
筆者が初めてIVの曲に触れたのは「グラディウス アーケードサウンドトラック」でしたが、アレンジが2曲入っている「オリジナル・ゲーム・サントラ」のほうをおすすめします。あと、「GRADIUS ULTIMATE BOX」にもそのアレンジは収録されています。後者は入手しづらいですが。

とにかく空中戦1「APOLLON」が大好きで、それでIVの曲にドハマりしました。どこまでも伸びやかなメロディ。青い空の下で何ループでも聴いていたい…IVをplayして「最初に没入する曲」としては、最高の出だしかと思います。筆者に楽器が弾けたなら、シンセサイザーを気持ち良く弾きたくなる、そんなメロディです。(実際は筆者は一切楽器を弾けないです)
出だしの空中戦が終わって、1面「HYDRA」はグラシリーズらしい曲だなと思います。打楽器ノリノリ。バスとスネアが効いていますね。
どこまでも迫るようなボス曲「TITANS」。同じphraseが少しずつ上がっていくんですが…ずんずんボスに追い詰められるような、緊張感が増していくのを表現しています。
空中戦2「FEITON」、爽やかな中にすこしだけ哀愁が効いているのがgood。「APOLLON」とは違った空中戦を聴かせてくれます。
人気なのは2面「DEMETER」。今回バスとスネアの組み合わせが良いですね。後半のシンセと相まって、ノリノリで聴けます。
メチャクチャ普通で申し訳ないくらい普通なのですが、10面前半「PROMETHEUS」、10面後半「ATHENA」がメチャクチャ好きです。自分はゲーム音楽のメロディが好きな人だと思っていたのですが、実は今回はノリノリのドラムが好きな人だったのか…?「PROMETHEUS」はイントロが終わる時の「タカタカタン」が好き。ハマる。あとオケヒットも効いています。「ATHENA」は前半も好きなんですが、やっぱりサビ以降がノれますね!一緒に歌いたくなります。

アレンジは「ATHENA」と、7面高速ステージの「DUPON」。前者はフュージョン風、コナミらしく。後者はオケヒットを前面に出しています。

グラIIIの項でも書いたんですが、聴いていると、「自分も曲を聴きながら実機で上手くplayしたいなあ」と、本当に感じさせる曲たちです。復活ゲーに抵抗があるので、全く触れていないんですが。ですが、実際にplayされていた皆さんは、playしながらこの曲たちを聴いて、「心地よい!STG楽しい!」と思えたのではないでしょうか。そういう点では、「ゲーム音楽」として素敵な曲たちなのではないかと思います。

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