ロックマンX5 サウンドコレクション
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X初代から飛んでX5なの…?曲が好きだから。(ゲーム本編は難しすぎて未playです)
X5でシリーズが終わると思っていたんですけどね…そんなことを思わせる、「終末感」が本作のkeyだと思っています。あと、発売当時、ダンスっぽい曲が流行っていたのもあるのか、本作も、ロックというよりテクノっぽい?側面も持っているかと思います。
使用可能キャラがXとゼロ、2人から選べるので、OPステージも2種類曲があります。Xで始めると、「近未来感」「疾走感」という、Xシリーズのサウンドらしさを感じさせるのですが、ゼロで始めると…うーん、終末感。
「CRESCENT GRIZZLY STAGE」は、いわゆる「氷の面」ですが、「冷たい=繊細さ」というより、寒々しさも感じさせながらも、「グリズリー=でかい、力強さ」を前面に押し出した曲です。オケヒットと打楽器の合わせが力強いですね。
筆者のお気に入りその1、「VOLT KRAKEN STAGE」、メロディの良さ、ノリの良さと、バックでギシギシ鳴っているギター(?)が好き。
筆者のお気に入りその2、「TIDAL MAKKOEEN STAGE」は、X2の「BUBLLY CRABLOS STAGE」のアレンジです。本作は、こういう「過去作から持ってきたオマージュ」が多数見られます。ボスとか。本曲はギターのメロディが泣かせます。後半のドラムも良し。
新規キャラ「DYNAMO」のテーマ。何を考えているのかわからない、しかし暴れると止まらない「じゃじゃ馬」な感じが曲に表れている、ノリノリの曲です。Xシリーズらしいロックですね。
「BOSS」は、Xシリーズらしくない、ロックではない、激しくない静かめのテクノ調の曲。なのになんでだろう、これが「合っている」と思えるから本当に曲の力は大きいなあと思います。
筆者のお気に入りNo.1は「ZERO STAGE 1」。初聴き以来一番好きな曲です。このけだるさ、終末感!!!!!泣ける要素もあり!!!!!どことなく、X初代のシグマステージ1面を思わせます。
そして、本作、シリーズ中でも屈指の人気曲が「X vs ZERO」。かっこいい曲なんですが、やっぱり終末感…「なぜ戦わなければならないのか」という本作のテーマを曲が表しています。メロディのかっこよさももちろん、バックギターとオケヒもかっこいい。
そして、本作で一番異彩を放っているのが、最終面の曲「ZERO STAGE 2」です。(この曲も筆者のお気に入り)なんでロックマンXでこのダンス曲…?と当時は思ったんですが、不思議と合っているから本当に不思議。サビのギターメロディは泣かせる、かっこいい、ずるい、良い。
久しぶりに本作のサントラを聴いたら「やっぱええやん」と思ったので、2023年の最後に書くことにしました。Xシリーズは、根底である「かっこよさ、ノリの良さ」を貫いている一方で、作曲者の趣味、好きな曲風が表れていると思うんですが、それが顕著であり、そして良い意味で表れているのが、X5だと思っています。
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